風疹の予防接種
こんにちは。
今日は、「風疹の予防接種」について書きます。
まず、「風疹ってなに?」というところからでしょうか。
一応医療系の仕事なので風疹については学んだことはあるのですが、専門ではないので詳しくはお医者さんに直接聞かれることをおすすめします。
風疹はウイルス感染の病気で、妊婦さんが感染すると胎児(おなかの中の赤ちゃん)「先天性風疹症候群(心奇形・難聴・白内障)」になる可能性があります。
この先天性風疹症候群にならないために、妊娠を考える女性が受けるのが「風疹の予防接種」です。
私の住む地域では、「妊娠を予定or希望する女性」「妊娠している女性のパートナー(胎児の父親)」が、風疹の抗体検査と予防接種を市の控除で受けられることになっています。(平成28年4月1日~平成30年3月31日)
4月下旬、近くの婦人科で風疹の抗体検査を受けました。
抗体検査は無料で、受付で問診票の記入をし、医師の問診を受けて看護師さんによる採決で終了。私が受診した日が空いていたのか、受付(新患)してから30分もかからずに終わりました。
結果は2週間後に出て、「予防接種を希望されるのであれば電話で予約をお願いします」とのことでした。
結果が出るという日に婦人科に電話をし、予防接種を希望する旨を伝え、先日、予防接種をしてきました。
受付で予防接種に向けての問診票・予防接種への同意書の記入をし、医師の問診と予防接種を受けて終了。この日も空いていて、受付から15分ほどで終わりました。
その時に受け取ったのがこちら。
①風疹抗体検査結果通知表
これには、「検査結果・予防接種」についての注意書きが書かれています。(抜粋)
・検査結果が“32倍以上”の場合は、風疹の感染予防に十分な免疫があるため、風疹の予防接種は必要ありません。
・検査結果が“8倍・16倍”の場合は、免疫が風疹の感染予防には不十分なため、風疹の予防接種を受けましょう。
ちなみに私は8倍でした。
婦人科に書かれていたのですが、昭和54年生まれ~平成7年生まれの人は、風疹の予防接種を受ける機会がなかったため、抗体が少ないorない可能性が高いそうです。
②風疹予防接種のご案内
これには、「予防接種の効果」や「風疹ワクチンについて」などが書かれています。(抜粋)
<予防接種の効果について>
予防接種を受けた方のうち、95%以上が免疫を獲得することができます。体内に免疫ができると、風疹にかかることを防ぐことができます。
<風疹ワクチンについて>
主な副反応は、発疹、じんましん、紅斑、かゆみ、発熱、リンパ節の腫れ、関節痛なおが認められます、まれに生じる重い副反応としては、ショック、アナフィラキシー様症状があり、急性血小板減少性紫斑病(100万人接種あたり1人程度)が報告されています。
③風疹予防接種済証
これには、「予防接種を受けた後の一般的注意事項」が書かれています。
・予防接種を受けた当日は、激しい運動を避けましょう。
・入浴は差し支えありませんが、接種した部位をこすったりしないでください。
・接種した部位を清潔に保つように注意しましょう。
・接種後2か月は妊娠を避けてください。(風疹ワクチンにより先天性風疹症候群を起こしたという報告はありませんが、念のため、接種後2か月は妊娠を避けてください。)
・接種後4週間は副反応の出現に注意してください。
・接種後に接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
予防接種を受ける地域や医療機関によって異なることもあるかと思いますが、妊娠を急がないのであれば接種をおすすめすると医師から言われました。
予防接種の帰りに、妊婦さんや子ども連れのお母さんを見て、「私も子どもが欲しいな」「旦那さんの子どもが欲しいな」と自然に思いました。
今までそんな風に思ったことはなかったのですが、気持ちの変化でしょうか。
とりあえず予防接種は受けたので、これから妊活に向けていろいろ学んでいこうと思います。